流行りに流され医療事務の仕事を選び、現在に至るまで(20年間をふりかえる)

仕事





私は医療事務の仕事をしています

20年間続けていますが

何の興味もなく選んだ職業です






専門学校時代




高3の進路を決めるとき、この職業に就きたい!というものが特になかった私は

当時流行っていた医療事務の資格が取れる専門学校を選びました

医療事務は年齢、場所、問わず求人があって一生働き口に困らない

そんな口説き文句?にまんまと流され、なんとな~く決めてしまったんです

いざ学校に行ってみるとま~つまらない(笑)

勉強内容もおもしろくないし、女ばっかり

資格を取ることが最優先で試験の前は専用の施設で泊まりで勉強させられました

軽い監禁状態でしたね

資格そのものに興味があった訳ではなく、周りに流され入学した私には

当たり前ですが、そこまでのやる気はわかず

ほとんどの人が受かる検定にさらっと落ちていました

あとはクラスが女ばっかりなのが辛かったですね

昔から女の子独特の文化が苦手でした

なぜかグループを作りたがる、一緒にトイレにいくなどなど…

女の敵は女というし、嫌われるようなことは出来ない

そもそも集団行動が好きではなく、ひとの目を気にする性格の私にとって

女しかいない空間は本当に地獄でした(笑)

勉強内容はともかく、職業柄女が多いことは入学前からわかるはずなのに

なぜ医療事務を選んだのか

それは

年齢、場所、問わず求人があって一生働き口に困らない

この安定・安心が一番だと思っていたからです

リスクを負うのはこわい

ひとと違うことはやるのは間違っている

みんなと同じがいい

安定が一番

という今思えば全然人生を楽しめない思考回路をしていたんです

入学して3か月ほどしてあまりのつまらなさにやめようかとも思いましたが

小心者の私はそんな勇気もなく、無事に?卒業したのでした




就職





親に学費を払ってもらってとった資格を無駄には出来ない

真面目な私はその医療事務の資格を活かして、病院に就職しました

やはり医療事務の仕事自体に興味があった訳ではないので

実際働いてみるとつまらない…

そもそも自分の為ならともかく、他人の為に何かをするということが

進んで出来ず、患者さんに対してもなんだか横柄な態度をとっていました

医療費の計算もやっぱりおもしろくない

でもせっかく就職したんだから、とりあえず続けてみよう

真面目な私はそう思いました




転職





年経った頃、激務と人間関係が理由で最初に就職した病院を退職しました

その時、試しに車のディーラーの事務の採用試験を受けてみました

不採用でした(+_+)

当たり前ですが何の資格も経験もない人が受かるわけありません

その時、私はもう医療事務の仕事しか出来ないんだな…そう思いました

他の業種の勉強をして、資格を取ることも出来るのに

もう遅いと決めつけてしまったんですよね

また医療事務の仕事に就きました




現在




転職してから12年経ちました

さすがに今は大人になったので仕事も出来ない事がほとんどなくなり

患者様には誠意ある対応ができるようになったと思っています(笑)

でも医療事務の仕事が好きかと言われたら、好きではありません

やりがいを感じたことも一度もありません

生活の為に続けてきた感じです

さっきもいいましたが集団行動が好きではありません

会社という組織の中で毎日同じ人間達に囲まれて過ごすのも苦痛です

会社という組織も仕事内容も好きではない中で約20年間働いてきて

このままでいいのかな~

という気持ちが沸々と湧いてきて

勤務体制をフルタイムからパートタイムに変えました

もうフルタイムには戻りたくない

会社に縛られたくない

自由な人生を送りたい

この気持ちがブログを書き始めたことにつながっています

ちなみに医療事務という仕事=安定ではありませんでした

年齢、場所、関係なく求人があるわけではありません

大きな総合病院ならともかく、個人医院なんて先生が辞めたらもう終わりです

一瞬で無職です

ある程度年齢がいった女を新規で採用してくれる病院なんてありません

というか会社勤めだからとか、正社員だから安定という概念は

もう古い考えみたいです

このような記事をよく読みますが、確かになと思います

会社が自分の一生を保証してくれるわけではありません

個人で稼げる力をつけていく時代なんですって

私も会社に頼らなくてもいいように

パソコンとにらめっこしている日々を送っています

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